ストラテジー&タクティクスの戦略ツール
経営コクピット
●経営には計器が必要
車の運転、飛行機の運転には計器が必要ですよね。時速はどれくらい、燃料はあるのか、などなどを確認しながら安全に運転するわけです。
さて、経営は、飛行機の運転より単純でしょうか、複雑でしょうか? 機械を相手にするよりは、不安定な環境、読めない競合、変化するお客様……人間相手の経営の方が複雑なように思えませんか?
ちなみに、これ↓は、8人乗りの小さな飛行機(プロペラ機)のコックピット(実物)の一部です。弊社代表がたまたま助手席に乗ったときに撮影したものです。
小さな飛行機の操縦でさえ、こんなに多くの計器があり、パイロットはこれをチェックしながら乗るわけです。「パイロットは乗客の命を預かっているからさ。」 そうかもしれません。しかし、経営者は、従業員の生活を預かっています。経営者の責任は重大です。しかも、相手は人間です。あなたの会社の操縦は、小さな飛行機の操縦より簡単だと思われますか?
あなたは、飛行機のコクピット以上の計器を目の前に持っていますか? 戦略をたてるには、きっちりと高度を管理し、計画的に安定して飛ぶには、計器が必要なのです。
あなたの車にはカーナビはありますか? カーナビがあれば、現在位置、今進んでいる方角、行きたいところの場所などがわかります。あるとないでは、かなり違いますよね。昨今は、土地・道のプロであるタクシーですらカーナビを装備しています。
車のカーナビにあたり、今どこにいて、どこに向かっているのかを知るツールが、ストラテジー&タクティクスの提唱する「経営コクピット」なんです。
●数値化の意味
数値化すれば全ての問題が解決するかというと、もちろんそんなことはありません。最終的には主観的な判断です。車の運転もそうでしょう。計器があったからと言って、いい運転ができるわけではありません。
しかし、計器が無ければ危険です。ガソリンが無い、オイルが無い、などの危険性は計器があれば事前に回避でき、運転に集中できます。真剣に考えるべきことに時間を使うためにこそ、数字で解決できる問題は数字で解決しておくべきだと思いませんか?
元気がない会社、問題がある会社の一つの現象が、「数字管理ができていない」ということです。どの数字を改善すればいいのか、共通認識がない、最悪の場合には、数字そのものが入手できない、という場合があります。勢いがある場合にはいいのですが、何かあった場合には、転落が早いです。転ばぬ先の杖、という意味でも、数値管理はしておく必要があります。
●経営コクピットのツール
経営コクピットのツールには、大きく2つあります。
1) マインドフロー
2) 売上5原則
それぞれクリックしてみてください。
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