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コンサルティングQ&A


 

ここでは、コンサルティング一般について、よくいただく質問にお答えします。

 

Q1 コンサルティング費って高いの?

これが一番お知りになりたいことでしょうね。一般的にはそうだと思います。会社・人によって個人差があり、

・外資系のトップクラス:12万円(千ドル)/時間
・中小企業診断士 :15万円/1日

と、かなり開きがある場合もあります。

予算はもちろんそうでしょうが、求めるものによってどんなコンサルタントをいくらで使うか、が変わるでしょう。

ただ、一般的にはコンサルティングフィーは結局は「稼働時間」で決まります。うまい使い方をすれば、効果は維持しつつも、費用をおさえることはできます。

 

Q2 何で社員を使うよりそんなに高いの?

よく、「社員を使うより高い」と言われますが、必ずしもそうとは限りません。その理由は、

1)年俸1千万円の社員なら、諸々の費用を足すと、年間2〜3千万円はかかる

2)社員は変動費化しにくく、2〜3ヶ月ではい終わり、とはできないので長期的な費用がかかる。一度雇ったらやめさせにくいし、最悪訴訟やマスコミ沙汰になる。

3)そもそも社員でできないことを行うのがコンサルティングで、優秀な社員を雇おうと思ったらそれなりのお金がかかる

4)社員として抱え込むより、色々な業界を見ているコンサルタントの方が知見の幅に富む

 

ということで、社外の優秀な知恵を変動費化して便利に使える対価が、社員を雇うよりも高価なコンサルティング費ということでしょう。

もちろん、優秀な社員を雇う方がオトクなのであればそれに越したことはありません。

弊社のコンサルティング費は、こちらのページの下部に例として説明しております。

 

Q3 コンサルティングって効果あるの?

これも非常にご興味があることでしょう。こちらのページをご覧ください。コンサルティングを頼む理由として考えられることを記載しています。

もちろん、効果が無いと弊社が考えているのだったら、コンサルティング会社などはやりません。弊社の場合は、「価値が出せない」「そもそもやる意味が無い」と思われる場合は、コンサルティングをお断りすることもありえます。

価値が出ないコンサルティングをすることは、非常に不本意だからです。

 

Q4 成果報酬ってどう?

成果報酬で受けるコンサルタントの方もいらっしゃるかもしれません。

が、非常に難しいです。「成果」をどうやって測るか、が常に問題になります。例えば、「売上」を成果と定義して、成果報酬のコンサルティングを行うと、利益度外視で売上を上げるコンサルティングをする動機付けが発生します。

「利益」を成果として成果報酬にしても、長期的なことは犠牲にして、短期的な利益を追い求める動機付けとなってしまいます。本当に長期的なノウハウの移転や人材育成などの動機付けがなくなるので、そういう面倒なことをコンサルタントがやりたがらなくなります。

このあたりの難しさは、昨今の「株主」と「経営者」の関係にも似ていますね。短期的な利益ばかりを追い求める株主が多いと、長期的な企業成長が毀損されます。

そのようなことを全て網羅的に「成果」として測定するのならばいいのかもしれませんね。

ただ、そもそもそんな複雑なことをしなければいけないほどコンサルタントが信頼できないのならば、コンサルティングを頼まない方がいいのではないでしょうか? 「この人なら安心してお願いできる」と思えるコンサルタントに、普通の「フィー」としてお願いするのが良いと弊社では考えています。

きっちり成果を出すべく全力でコンサルティングを行い、その対価をきちんと請求する、という、緊張感のある関係が理想的だと考えています。

 

Q5 3000社をコンサルティングした人って本当にいるの?

よく、本などで「数千社をコンサルティングした経験に基づき」のようなことが奥付やカバーに書いてある著者がいます。本当に数千社もコンサルティングできるんでしょうか? 私も聞きたいです。

3000社のコンサルティング経験は、ウソとは言いませんが、信じがたいですね。

仮に、超売れっ子のベテランコンサルタントの経験が、

・ コンサルティング経験30年 3000社

としましょう。すると、

・ 1年で100社
・ 1年250日とすると、

4日で1社のコンサルティングを終了する

という計算になります。そんなこと、可能ですか?

4日でできることなど、スーパーマンでもたかがしれています。

30年間、脇目もふらずコンサルティングを行い、全てのプロジェクトを平均4日で終えて、3000社です。しかも、1社もダブりなく、ですよ。ですから、知らない業種・業界が入っているでしょう。それでも4日で1社。

コンサルティングには、通常

・現状把握・調査、ヒアリング、課題設定
・戦略・戦術の練り上げ、その仮説を検証
・プレゼンテーション、練り直し

などが発生します。真っ当にやれば、少なくとも、1ヶ月程度はかかるでしょう。30年間、毎月違う会社をコンサルティングしても、360社、一ヶ月に2社やって720社です。

コンサルタントとして一人前になるのが30歳として(それでも早い)、30代、40代の人がそんなに「コンサルティング」をできるわけがありません。

仮に45歳だとして、コンサルティング経験15年で3000社の経験があるとしますと

・1年で200社
・1日1社!

という計算になります。1日1社のコンサルティング! それ、コンサルティングって呼びますか? コンサルティング営業か何かと混同していませんか? 営業だったら、それくらいできますけど……。

弊社代表、佐藤義典の経験では、同時に担当できるお客様は、2.5社までです。2社までなら同時に抱えても、アタマのスイッチを切り替えられます。3社になると、経験上、非常に切り替えにくくなります。ですから、2.5社なのです。

2ヶ月の急ぎのプロジェクトだったとしても、2ヶ月で2社、1年でどんなに頑張っても12社。1年で12社はまず無理でしょう。不可能ではないにしても、不完全燃焼、全てが中途半端になると思います。現実問題、しっかりその業界・会社のことを考えてコンサルティングするとなると、多くて1年で5〜6社でしょう。毎年顧客が入れ替わったとして(それはそれでリピートが来ていない、ということで問題ではありますが)、10年で5〜60社。

3000社のコンサルティング経験があるとおっしゃるコンサルタントの方には、どうやったのかぜひ教えを請いたいと思います。

仮に、セミナー1回やって、30社集め、それに講義して質疑を受けて、ということで「30社コンサルティングした」と呼ぶのであれば、弊社代表も数百社のコンサルティングをしたことになりますが、それは一般的にはコンサルティングとは呼ばないでしょう。3000社とか数千社のコンサルティング経験が、売るための売り文句だとしたら、かなり悪質なものだと思います。

ちなみに、弊社代表の場合は、前職なども含め、

・ 超大手新聞社
・ 財閥系不動産会社
・ 外資系化粧品会社
・ グローバル産業機器メーカー
・ グローバルロジスティクス会社
・ クレジットカード会社
・ 優良地銀
・ 外資系保険会社
・ 国内広告代理店
・ 外資系広告代理店

など、細かい(と言っても数ヶ月単位ですが)プロジェクトを集めても、20社程度にしかなりません。ただ、有り難いことに、国内の、あるいはグローバルの超優良企業ばかりです。しかも、1社で数年間続く場合もあります。

業界の知識をある程度備え、コンサルタントとしてやるべきことをやる、というポリシーですので、「何千社のコンサルティングをしました!」と言うつもりは全くありません。

 



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